入園入学用品で、使用する頻度の高いキルティング生地。
・生地のタック(つまみ)予防。
・布端のほつれ予防。
について解説。
コツさえつかめば、キレイに縫うことができます。
・生地のタック(つまみ)予防。
キルティングをミシンで縫い進めていくと、
写真のようなタック(つまみ)が入ることがあります。
原因は、押えの圧が強いため生地が押されてタックが入ります。
職業用ミシンの場合、押えの圧は調整できます。
天秤の横にあるメモリが、通常は、「ふつう」になってます。(↓:写真参考)
ここのダイヤルを「よわい」にするだけで、タックが入るのを予防できます。
この上にある白いダイヤルを回して「よわい」にもっていきます。
分からない場合は、ミシンの説明書で確認。
・布端のほつれ予防。
下の写真のように、切りっぱなしでそのまま縫い進めていくと、
キルティングの場合布端がほつれてきて、作業がしにくくなってきます。
それを防止するために、布端に捨てミシンをかけます。
見えない部分に捨てミシンをかけるので、
作業効率を上げるために、運針を大きくします。
だいたいダイヤルを4~5ぐらいにセット。
布端から0.3~0.5cmのところに、ミシンをかけていきます。
切りっぱなしになってるところは、全て捨てミシンをかけてください。
こんな感じ↓
見えない部分なので、細かくなくて大丈夫。
要は、布端がほつれない様に、作業しやすければOKです。